2010年4月14日

こういった写真は、筆者がCB1100に乗っている時。


長崎市街を北へ。

 龍馬通りを散策してホテルに戻り、バイクで佐世保を目指す。ちょいとひとっ走りして、あの有名な佐世保バーガーを昼飯にしようって寸法だ。とはいえ90kmほどの距離はあるのだが。
 長崎市内をぬけて高速道路を走る。今日は最初に私がCBに乗るが、いやあ、なんと安定感があるバイクだろうか。カミさんが乗るXRの、後ろ追っかけ写真が撮りやすのなんのって。
 車両が軽いことで横風でふ〜らふらするXRは、両手放しでカメラを構えるのに苦労していた。しかしCBでは楽勝なのである。でもマネしないようにね。私はこんな撮影を30年もやってるのだから、カラダが覚えてしまっている。それでもたまにはガードレールに超接近、とヒヤヒヤな時もあるのだからねえ。


料金所でカミさんとバイク交換。筆者はXR230モタードである。



大村湾を左に快走。けっこうつらいアングルである。


伊万里、有田は焼き物(陶器)で有名。寄ってみたいが、また今度にしよう。




佐世保バーガー!



 もうずいぶん昔の話、小学校6年の頃だったかな。東京銀座にマック1号店ができて、私が初めてハンバーガーなるものを食った時のことを思い出した。「アメリカ人はこんな旨いものを食ってるのかぁ!」と。
 あの頃、私が食っていた似たようなパンといえば、コッペパンにマーガリン(バターではない)またはソース。たまに贅沢すれば、コロッケをはさむ程度(キャベツは無し)。それはそれで旨かったが、ハンバーガーはその比ではなかった。しかしいまだにマックを食ってはいるが、もう感動などない。まあどちらかと言えば、モスバーガー派になっているかな。

 佐世保のメジャーなハンバーガーショップに“ヒカリ”がある。その隣りには“ログキット”。さてどちらのハンバーガーを食おうか。。。

 看板の写真を見る限りでは、ログキットのほうがボリューム満点なようである。しかしヒカリのうわさは聞いている。我が娘から。
 一昨年だったか、娘(20歳の頃)が単身で2〜3週間の九州ツーリング(放浪癖がある)をして佐世保を訪れた時、ヒカリのハンバーガーを食って、それが旨かったと聞いていた。う〜ん、ボリュームのあるログキットは気になってしょうがないが、我らもヒカリのバーガーを食うとしよう。



ヒカリのハンバーガー。


スペシャルバーガーはカミさん。 私はジャンボチキンエッグバーガー。


もう結論から言ってしまおうか・・・「旨いっ!」

 ○ックより、ずいぶんと高価だが、○ックよりかなり旨いのである。やはり聞きしに勝るヒカリの佐世保バーガー、これなら長崎市から90km走ってきたかいがあった。もし東京の弊社近くにあったなら、間違いなく毎週欠かさず食うな。。。(隣の、気になってしょうがないログキットのボリュームあるハンバーガー、今度来たらでってぇ〜食ってやる)

 





東シナ海沿いに長崎市へ戻る。

 考えてみたら、高速代・ガソリン代を加算すれば、もうべらぼうな価格のハンバーガーになったけど、バイク乗りたるもの、そういうカネの計算はしないもの。旨いものあれば、東西南北バイクで向かう。それでいいのだ。
 さて長崎市内に戻ることにするが、同じ道を走ってもつまらない。だから少々遠回りではあるが、東シナ海に沿う道を選ぶ。・・・それにしても寒い。道路上にある電光気温計は9度。4月中旬の九州長崎県だというのに、いったいどうなってんだ?。
 雨など降っていないのに、またもやレインスーツを着て出発。













 時刻は午後5時。このあたりは太陽が海に沈む絶好の夕日スポットではあるが、今日は太陽の位置すら分からないほど、空は厚い雲におおわれていてる。空も海もオレンジ色に輝く風景を皆様にご案内できなくて残念だ。同じオレンジ色でも、弊社のカッパで、どうかご勘弁いただきたい。

RE-05レインスーツを詳しく見たい ・・・>>



長崎の第二夜は。



 ホテルに戻ったのは薄暗くなりかけた頃。さあ、これからはお決まりの居酒屋タイムだ。
 昨晩の思案橋のあの“いちくら”、もういちど行ってちがう料理を食ってみたいが、「今日はお客さんいないけど、明日は予約で満席!」なんて大将言ってたから、同じ思案橋周辺でも、違う店を選ぶ。
 “くじら あります”に釣られて入った○○○屋、さていかなる味か。。。

近海の刺身盛り合わせ。 クジラずくし盛り合わせ。


 まずは近海の刺身から・・・ごくフツ〜。そしてクジラ・・・ちっとも旨くない。この味の感想は、まだ昨晩の“いちくら”の味を憶えていたためで、残念ながら“いちくら”とはレベルが違う。特にクジラ、カミさんも味が分かるようで、ひとくち食ったらその後はなし。まあ酒をがばがば呑んでその場をごまかし、お勘定。えっ! あの“いちくら”の倍+αかよっ! 悪酔いしそうだぁ〜。

気合いを入れないで撮ると、結果、こうなる。。。


※次はいよいよ第一章の最終話。熊本に戻ります。


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