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大井川鉄道は、JR東海道本線の金谷(かなや)駅を起点として千頭(せんず)駅までの39.5kmの本線と、千頭駅〜井川駅間25.5kmの支線、井川線(南アルプスあぷとライン)である。いわゆる私鉄なのだが、ちまたの私鉄とはひと味もふた味も異なる。
本線には元・国鉄の蒸気機関車が5両あり、ほぼ毎日走っているのだ。しかも客車が昭和の香りぷんぷん漂う元国鉄木造旧型客車ときたもんだから、もうたまらない。
また、旧型の電気機関車も蒸気機関車の補機(あとで説明しよう)として現役。もうひとつおまけに電車、これがまた近鉄・南海・京阪、各関西私鉄の特急として使われていたのを普通電車として動かしている。まあ国鉄・私鉄の過去の寄せ集め、といっては失礼だが、それが我ら“鉄人”(鉄道ファン)にとっては極楽な鉄道なのである。
おっと、支線である魅力たっぷりの井川線も語りたいが、長くなるのでまたあとで。。。 |