2007年春の夫婦坂


足元しっかり W650
2007年6月3日
道路のつなぎ目でピョンピョン跳ね、オツリもくるショボいW650のノーマルリアサスを、我が家愛車改造担当の松永くんちに行って、寸法指定注文のクァンタムに換えてもらった。削り出しの美しいそいつは、なかなかいい動きしますぞ。。。



ヤマハR6に乗る俺、必死について来るドゥカ749R松永号。改造作業は速いが、その走りは、、、。 そうだ、次回サーキットはハンディを与えて、サスを換えたW650で走ってあげようか。(極めて侮辱的発言でスマン、これ読んだら泣いてるな)




試作品大公開!
2007年5月26日
「こんな写真じゃあ、なんだかわかんないよ!」って声が聞こえてくる。そう、故意的に分かんないように撮ってモノクロにした、ほんの一部の試作品。
これらがどういうモノなのか、もうお分かりの人もおられるでしょう。・・・そのとおり、本物です。フェイクを作るようなペアスロープではございません。
さて、この秋までお待ちいただきましょう、、、と言いたいところですが、これがまた材料やら何やらと諸事情ってもんだ多々ございまして、確率は五分五分以下。
でも気長にお待ちください。ほんとに“グレイト!”なモノですから。。。




川崎重工12R 復活!
2007年4月6日送信

スーパーカブで私の愛車カワサキ12Rを入院先の松永くんちへ見舞いに行った。調子はどうかと乗ってみたら、あまりの速さにビックリ!
そりゃそうだろう。ここまで乗ってきた1966年式カブから、40倍パワーのある初期型暴れん坊12Rに乗り換えれば、、、。 なお、この2台の共通点は“20世紀”というだけで、まったく別の乗り物。

ブラックボックス交換。

私のカブと同じ年式である松永奥さんも、12R組み立てを手伝ってもらう。
12Rは昨年から調子が悪かった。低回転はまるでダメで、アイドリングも安定しなくなっていた。
今年に入って、同じ年式の12Rを持つバイク改造改良屋の松永くんちに入院していた。

4月5日、ちょっと乗ってみてほしいと電話がかかり参上。彼は察していたが、おもな原因は数々のセンサーや制御コントロールするコンピュータ?ブラックボックスのようで、彼の予備のそれに付け替えたら症状がおさまった(なぜ予備なんか持ってるのか?)。
その他、原因になりそうなところも、できる限りバラしてメンテナンスしてあり、おかげ様で退院することに。(来る途中、リレーが壊れ、ウインカーが点かなくなったカブが入院)

それにしても、コンピュータなんぞを使ったインジェクションバイクは、いったん調子をそこねると、原因を探るだけで重労働である。

やっぱ、キャブ車だねえ。
すでに40年たったカブなんぞ、いつでもキック一発!




鹿じゃん!
2007年4月1日送信

弊社創業以来、初めて“鹿”の革ジャンを作ってみた・・・筆者専用のワンオフで。
なぜいままでラインナップしなかったのかは、ひと言でいえばその価格。ステア牛革に比べて倍以上の材料費がかかる。牛の革ジャンでさえ「ペアスロープは高い!」って言うお客さんが多いなか(残念ながら日本製と海外製の差が分かってもらえない)、それよりかなり高額な革ジャンを作ったところで結果は、、、。

ニュジーランド産の特A級鹿革を4頭使ったこの一着で、考え方は変わった。
野性的な雰囲気だが、嬉しくなるような優しい肌触り。しかも丈夫。・・・こんなに素晴らしい革ジャンを店頭に並べてみたくなった。売れる売れないとかではなく、ご来店のお客さんに、見て触れていただきたくなった。

今年の秋は、この鹿革だけではなく、馬や仔牛の革ジャンもつづく。楽しみは増すが、売り上げは増えないだろう。

このようなコラムを書くと、きっと「値段は?」のご質問が多くなる。おおざっぱではあるが、あらかじめお答えしましょう。 馬の革ジャン:13〜14万、鹿の革ジャン:16〜19万円、仔牛の革ジャン:18万円前後(全て予測)・・・これがほんとに高いかどうか、日本製のほかのショップと比較してみてください。でも、これだけの革を揃えてる店は、そう簡単には見つからないはずですが、、、。
[ ※決定事項ではないので、これ以外のことはまだ未定です。]


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