[ 長期連載企画 2010年10月4日送信 文・写真:三橋]

 私はバイクとともに音楽好きでもあり、ヘボではあるがギターを弾いている。
 きっかけは高校時代。悪友から「バイクだけじゃなくてよお、ギター弾けるとモテるんだぞぉ!」と言われて始めた。
 しかしそれがたいへん大きな勘違いだと気づいたのは20歳になった頃である。やはりマスクには勝てなということに。
 最後に弾いたのは坂本九の「上を向いて歩こう」だったか「明日があるさ」だったか。
 そして25年が過ぎ、またギターを弾くようになった。こんどはモテるどうのこうのではない。仕事の息抜きってとこだろうか。


 まあ個人的な音楽談義はこのくらいにして、ツーリング中に走りながら唄ったり、脳裏に曲が流れていることはありませんか?
 たとえば、のどかな瀬戸内海沿いの道を走れば「瀬戸の花嫁」、常磐道で水戸の標識を見つければ「水戸黄門」といったように。私のようなものは、1日走れば最低でも5〜6曲は唄ってしまう。
 さて、今まで走った北海道から九州まで、その地にまつわる歌を、その風景とともにご案内しましょう。
 ・・・それにしても、港町ではなぜ演歌になってしまうのでしょうかねえ、、、。


[ 10月4日:Vol.1 北海道編送信・・・毎月連載送信予定 ]

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