2006年8月12日

 穂高からの翌日は、さっそく娘と案山子巡り。これはカミさんの実家、佐久の夏では恒例行事となっている。
 さて、今年の案山子はどうだろうか、元気で田んぼの番をしているだろうか・・・。



 カミさんは毎度のことながら実家から外に出ようとしない。理由は、暑いからとか、陽に焼けるとかエトセトラ、、、ただ単に案山子には興味がないのだろう。 しかし我ら東京育ちの親子は違う。あんなにヘンテコリンで珍しい物体には心が動く。それに、案山子コンテストとかで複数の地域にウケ狙いの案山子は多く存在するが、天然の?案山子は年々減っている。今でなければ、あと何年先まで見られることか。

 娘の単コロとGSFの2台で出発。実家から半径2キロの範囲で案山子は多くいる、、、なずなのだが・・・。

案山子だと思って近づいたら農作業のオッサン。 突然、田んぼからデッカイ白鳥?(白い色の鳥)が飛び立つ。


 1キロ先まで田んぼだらけの、例年ならすぐに案山子が見つけられるところに行くが、ボツンと一人だけ、、、。いったいどうなってるのだろうか。今年はお役御免なのだろうか。
 2台のバイクは、案山子を求めてまた走り出す。


広い田んぼで一人番をしていたが、なんか作りがザツのような、、、。


田んぼではなく、畑の案山子。ず〜っと先にいるのも、オバさんたちではなく案山子。


これは案山子風のカンバン。実にまぎらわしい。






移動して見つけた案山子。しかし、鳥よけのネットの中にいるのでは、意味のないような、、、。




大勢いる案山子ではあるが、なにか工夫がなく物足りない。娘の表情もさえず、フィルムも減らない。


カエルはいっぱいいるのだが。

 距離にして5キロほど走っただろうか。例年ならば数十体の案山子の写真が撮れるのだが、今年は惨敗に近い。なぜこうなのかを農家に行って聞いたところで、どうなるものでもない。
 仕方がない、まったくのゼロというわけではないし、ここは来年に期待してみることにしよう。

案山子をあきらめて花を撮る、今どきフィルムカメラの女子高生。




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