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 それにしても日が暮れようとする雨の高速(道路上の電光表示は6℃)は寒い。な〜んだ、ペアスロープの防寒製品ってたいした事無いのか・・・と言う無かれ。今朝あわててウエアの準備をした私は中途半端な装備。対して、寒がりのカミさんは準備よろしく弊社の防寒フル装備。その結果は大きく違う。
 では少しだけご案内をしよう(早い話が営業です)。

[私の装備] [妻の装備]


RT-30+全面型ライナー
防水・防風性の高いRT-30に、防寒サンステートライナーの組み合わせのウインター仕様。


F-22 フライトジャック
防寒性能はほどほど、しかしその動きやすさは歩き回るツーリングにベストチョイス。


コットントレーナー
SF-01 サンステートフリース
東京メイドの着心地良いコットントレーナー。だがしかし、右のSF-01の防寒性能には遠く及ばない。 上着の防寒性能が少々劣っても、このSF-01が十二分に補ってくれる。保温力には自信あり。

21オンスのジーパン
  +
スキー用タイツ
W-03
ウインターパンツ
歩き回る程度なら十分な防寒力を発揮するが、バイクで走ると冷たい風を通してしまい、寒い! 冷たい風も雨も通さない、その上、動きやすく蒸れにくい。これぞウインターパンツの優等生。

PG-31ウィンターグローブ
(3年前の試作品)


しぶとく使ってますが、PG-31(試作品)はある欠点が見つかり製品化ならず。


グフハーフブーツ

1986年の鈴鹿8耐でデビューした耐久性あるブーツ。しかしレーシーなイメージはまるで無く、操作性・歩きやすさとツーリングに最適。
PG-30
ウインターグローブ
防寒・透湿・防水そして操作性、共にバランスのとれた自信作。レディースサイズ有り。尚、より防寒性の高いPG-33Pもラインナップ。

クシタニさんのブーツ

弊社は怠慢により、
レディースサイズを
作ってないのです。
だから、買いました。
なかなか良いブーツです。(ほんと)

 このような私の中途半端な防寒装備は、右のカミさんフル装備にはとてもかなうわけが無く、特にジーパンなど邪道(なぜせめて革パンツをはいて来なかったか)、下半身がじょじょに冷えてきて、私だけが“寒い、寒いっ!”の連発であった。
 晩秋の信濃路の寒さを甘くみたようだ。

 以上、営業おわり。

ネックウォーマー・つま先ウォーマー
最後の仕上げは究極の防寒グッズ2点。首周りを温め、そして足の指先の保温。これはあなどれません。各1000円(※気まぐれ生産品)



 さてやっとのことで着いた昼神温泉の宿「石苔亭いしだ」。ネットで見つけたこの旅館はちょっとゴージャス、いちばん安い料金の部屋を予約したのだが、息子や娘もいっしょだったら恐らく泊ることはないだろう。今回は弊社20周年記念、カミさんとの20年ぶりの長距離ツーリング、そしてラテン系の新車購入記念でもあるから(口実なんていくらでもある)大奮発したまで。


この旅館で売ってた“タコツボ楊枝さし”。なんだか妙に気に入ってしまい、衝動買い。

「新しいドゥカティですね」と、珍しくドゥカをご存知の仲居さん。
上品な女将さん?とお決まりの記念撮影。
宿の門を出るムルティ。それにしてもデカイ門だ。

 朝起きると、晴天とはゆかぬものの陽が差している。やっと雨から開放されそうで今日は気分よく走ることができそうだ。
 女将さん、仲居さん、案内係りのおっさんに見送られて旅立ち。木曽路に向けてスロットルを開ける。


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