2013年6月3〜4日


雫石町の爽やかな道を走る。





ゼファー快走。


 東京駅から憧れの“スーパーこまち”に乗車し、雫石駅でゼファーを積むバンに乗ってやって来た坂上カメラマンと待ち合わせ、川崎重工ツーショットを撮って、ここからはバイクツーリングと洒落込む。今後の予定はざっとこんな感じ・・・
 “今日は岩手山を望む高原風景の“2014年春夏用カタログ”撮影場所を探し、明日の朝に本番撮影。そして昼には太平洋側の久慈市へと向かい、いよいよ三陸海岸を南下する。”
 「でもなぜバイク1台なんだ? いつもの夫婦坂ツーリングは2台じゃないか!」と疑問を持たれているようだからお答えしよう。カミさんはヒジ痛・腰痛で、現在大型二輪による長距離は不可能なのだ(250ccは乗っている)。だから1台なのである。


岩手山方向に走る。


気持ちいい。


時にはカメラマンを先行させて撮影場所探し。



どこか北海道の風景に似ている。


緑・緑・緑、、、


バンが遅いので、ついつ抜いてしまう。


いい場所だぁ。

ここでテスト撮影。


 私も撮影テストでモデル参加する。しかしまあ、どうにもこうにもサマにならない。今まで10年間ウェアモデルとして撮ってきた、しゃべって走れる“松下ヨシナリ”とはゆかない。「おい松下、ほんとはお前さんの役だったんだぞ!代役なんてできるわけねぇ〜じゃねえか!」 坂上カメラマンに撮られてる最中、ブツブツと文句をたれる。悲しい文句を。

 あっ、そうそう、モデルはナンだが、今回のツーリングでかぶっているSHOEIの“J クルーズ”ヘルメット、これはなかなかの優れものですな。シンプルなデザインで、通気よし、シールドの開け閉めよし、そしてワンタッチ操作のサンバイザー、これがまぶしい西日に効果的で・・・やはり良いものは素直に褒めなきゃね。文句ばかり言ってちゃいかんですね。

 私のツーリングにRVM-05ライディングベストは欠かせない。が、ポケットにたっぷりとモノを入れたまま撮ってしまったからご覧のとおり。しかもこのベストはかれこれ12年も愛用してくたばっている。長持ちするのもいいけれど、そろそろお役御免としましょうか。

適度にモノを入れた新品時の姿もご覧いただきましょう・・・
・気になる方は後ほど こちらへ >>
・SHOEI“Jクルーズ”は こちらへ >>


 岩手山を正面に望む牧草地で撮影を試みたが、雲が多く、天候が好ましくない。
 ドドォーン、ドーン、、、「あれっ、カミナリ?」不安そうにカミさんが言う。「ちがう、あれはな・・・」私は知っていた。ここから6〜7キロ離れたところに自衛隊の演習場があるのを。
 興味本位にその演習場のある場所に向かう。岩手山を正面に登り坂ド直線道路だ。タンクバッグの地図によれば、左側は牧草地、そして右側が広大な自衛隊演習場となっているが、どちらも緑濃い林に阻まれてまったく見えない。
 やがて岩手山登山道入口の行き止まりの駐車場。先ほどよりも、それはそれは爆音で派手に打ちまくっている。ズドォ〜ン、ズドォン、ダダダダダダッ、ダダダダッ、、、機関銃の音もリアルに聞こえる。この辺りの牛は驚かないのかな。。。



 今夜の宿は雫石プリンスホテル。ちなみに2013年8月、東京プリンスホテルで松下ヨシナリの会がおこなわれるが、同じく“プリンス”というのは単なる偶然。
 えっ、プリンス宿泊は贅沢だって? そう思われるだろうから説明しよう。
 6月の観光オフシーズンというのは穴場で、我らのツインルームは夕食・朝食付で二人で13,000円!。温泉も入れるこのプリンスの設備では格安と言えよう。(6月以外でも一人7,000円〜というのもあるから、そもそもがリーズナブルか)


東京の自宅から、たった52キロの雫石プリンス。※バン積載のインチキ距離。

バイキング形式の夕食。まずはビール、次はウーロンハイ、そして地酒と進む筆者とカメラマン。



雫石プリンスのルームから岩手山を望む。





撮影本番。

けっこうデカイ、雫石プリンス。





気持ちいい朝の走り。
 6月4日朝、ルームから外を見れば雲ひとつないド快晴。その真っ青な空の下を爽やかな風を受けてゼファー快走。この気持ちよさはバイク乗りにしか分かんないだろうなあ。
 さっそく昨日見つけた撮影場所へ向かう。仕事じゃなければ、もうちょっと走っていたいが仕方ない。













 ホテルから10分ほどの撮影場所に到着し、バンからウェアを出し、次々と着替えて撮影に挑むカミさん。そして私も被写体となる。
 「修造さんよぉ、カッコよく撮ってくんなきゃ、ギャラ、ないよっ!」 「じゃあギャラないじゃん」 「えっ・・・?」





やはり無理あるなあ・・・。 [岩手山をバックに、フォト:坂上]








小岩井農場にて。

撮影を終えてひとっ走り。


小岩井農場入口。



小岩井農場、ここで小休止。


全員ソフトクリーム。


 小岩井農場に向かった。ここにはカミさんの大好きな美味い牛乳があると聞く。しかし私の場合、その牛乳がどうしようもなく“だいっっっ〜嫌い”なのだ。
 コーヒー牛乳は好きだ。珈琲にもミルクは欠かせない。イチゴにもミルクをたっぷりかける。坂上カメラマンにそれを言うと「なんかヘンじゃない?」、、、「いやあ、醤油だってそのまあ飲んだらマズイでしょ、 ワサビと刺身の合わせ技で美味いのだよ」。
 ということで入場料を払ってまでだいっっっ嫌いな牛乳を飲むことなく、その外にある小岩井農場ソフトクリームを3人で食う。あれっ? これも牛乳から作ってたんだっけ・・・でも美味いっ!






三陸海岸、久慈へ。




 小岩井農場(入口)を出て、滝沢インターから東北自動車道に入り、少々走って東京以来始めての給油(インチキなので)。
 エンジン快調、リーガルコーポレーション製の第3試作品も快調。おっと写してしまった。2014年の春に発売予定の極秘新製品。だからまだ公開してはいけないのだ。モザイクも忘れた。これは取り返しのつかない大きなミスだ。
 ゼファーとバンは八戸自動車道途中のインターで降り、ローカルな国道395号線をまったり走って久慈市の街に着く。腹が減ってきた。昼飯、この辺りで食わなくては。

※一般道走行中はソロツーリングみたいなもので、カメラマン運転のバンとはいっしょに走っていない。ペースが合わないのだ。


国道395号線をまったり。


久慈はNHK「あまちゃん」のロケ地である。


道の駅の建物内のカラフルな秋祭り用“山車”。



道の駅“くじ”に到着。


道の駅の対面にはレトロな飲食店あり。


地元食材の食堂。

 道の駅 くじ、別名“やませ土風館”は、NHK連続ドラマ“あまちゃん”でおお盛り上がりだ。私は見ていないが視聴率ナンバーワンと聞く。そのロケ地が主に久慈のとある海岸で、2013年6月時点ではそこに至る道路は交通規制(土日祝日)されているという。そんなわけでこの道の駅は平日なのに満車状態。バイクは適当な駐輪場所があるが、同行のバンの駐車は少々苦労した。

 さて昼飯。この道の駅の中の地場食材レストラン“山海里(さんかいり)”に入る。
 メニューには旨そうなのがたくさん載っている。そして選んだのは、カミさんが“開運丼”特典付1,500円、私と坂上カメラマンは“漁師なげこみ丼”1,200円。
 で、その味は・・・・・へぼなコメントより、坂上カメラマンの写真をじっくり見ていただきましょうか。




開運丼、特典小物付。













漁師なげこみ丼




 さて第三話からが今回の旅のメインルート、久慈より三陸海岸を南下。サイフのヒモをいちだんと緩めておこう。



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