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左:鞠塵(きくじん) 右:青藍(せいらん)


ジャケットの顔となるエリは、何度も調整を繰り返した形状。首元をすっきり見せます。 身返しから裾にかけ、末端部の裏地はすべてコーデュロイ。見えない場所もしっかりとした作り。 左胸に一般的な長財布が十分に収まる深さのある内ポケット。縦型の口も広く、容易に手が入ります。
肩に薄手のフエルトパッド。着心地に違和感が無く、肩の負担軽減とジャケットの型崩れ防止効果もあり。 ヒジにもフエルトパッド内装。摩擦や引き裂きに強く、万一転倒しても簡単には破れません。 カフス内側には肌触りの良いコーデュロイ。袖をまくった時にもアクセントになります。
やや細身のパターンですが、肩にはダーツを入れ、ハンドルに腕を伸ばしやすいよう考慮。 本体と同じ素材のウエスト調整用バックル式ベルト。細部の仕上げにも気を抜かない仕上がり。 前丈よりもやや長い背丈。カジュアルな製品でも、乗車姿勢に配慮して製作しています。
【丹後橋立織り】たんごはしだており
天橋立で知られる京都北部丹後の地にて、縦糸と横糸の色を変えることで、うねりや光の加減で色味が変化する玉虫色に織り上げた生地。さらに、綾織りやツイルと呼ばれる斜めに織り目が入る織り方で、表情豊かに仕上げました。上質な綿花から紡いだコットン糸の美しい光沢と手触りもお楽しみいただけます。


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