文:三橋 写真:坂上修造・三橋 [2005年1月25日]


 カタログを作ることになった。それを作ってどうこうするということではない。ホームページだけで十分であるし、少ない予算も底を着いているのだが、単なる記念に。

 そしてロケ。スタッフ全員がそろう撮影は、たった1日しかないが、前もって坂上カメラマンが撮り続けていた環七通りの写真を組み合わせれば体裁が整うだろう。









 さて撮影。例年12月の天気は快晴率が高い。しかしどういうわけか、予定日は2回流れ、本番撮影は年末近くの12月26日になってしまった。  
まだ夜が明けきらない日曜日の早朝、モデルスタッフ3名とカメラマン2名(俺含む)が、環七の東、大井埠頭を目指し、4台のバイクに分乗して走る。







都道318号環状7号線の起点0キロポスト(右)。「これって不倫みたぁ〜い」笑ってたら撮れないのだよ(下)。
「気合い入れろよなっ」指導をする俺(上)。そう、この悪そうな表情、実にいい(左)。


いつでもどこでもカッコつけの尾身浩、ただ今40 「撮影って楽し〜い」20代のアキちゃん。 「寒いじゃね〜か」軟弱な30代不良、秋元庄。 気合い十分、坂上カメラマン、四捨五入50歳。

3月中旬完成の318カタログをお楽しみに。
(入手方法:まだ考えてないのです)

第九話 おわり



第九話 おまけ
[ 2005年1月22・23日 ]
 寒中ツーリングは毎年恒例行事である。“あきもと”で呑みながら、ツーリングメンバーと打ち合わせをしていると、カウンターから「俺も行くさぁ」の声。おいおい、あんたはツーリングなど似合わないんだから止めときなっ、と言っても聞かず、「勝負しようよ」などとほざくものだから、「上等じゃねえか」とあいなる。  本来ならば、ツーリングは“夫婦坂旅紀行”に掲載する。しかし、今回はあの、ヤツが参加となったので、(気分を害す読者もいるだろうから)真面目なサイトには載せずに、ここでちょっとだけのご案内。
 なお、正規版ツーリングサイトとは異なり、かなり手を抜いたHP制作にはご勘弁を願おう。


東名高速のルート分岐。右ルートは飛ばせるが覆面有り。左ルートは飛ばせないが覆面無し。さてあなたならどちら? (ちなみに俺は軟弱な左ルートなど走ったことない)

今回、歴代寒中ツーリング最多の12台が参加。前から4台はゆっくり走るとエンジン痛めるスズキの“油冷”。

カワサキ10Rを追いまわすドゥカティS4R、を猛追する俺(がいちばんバカか)。




富士を正面に、右ルートのペースは速い。

意味はないがキンメダイ。戸田の食堂にて。

不良のコーナリング:俺と勝負など100年早い。身体を使って曲がれないからリーンウイズ一筋。限りなく遅い!ダサイ! 


不良の防寒対策
もらいものばかりで(カツアゲあり)、対策などなにもしていない。しいて上げればフェイスマスクくらいか。それにしても“ピンク”はないだろがぁ。


“不良と美しい富士”・・・ミスマッチを深く反省。


 そういえば、このツーリングに尾身しゃんがいないのに気づかれたことだろう。そう、彼はインテリなので、こんな寒さの中のツーリングなど来ずに、この日、遠くイタリー、フランスの旅に出てしまった。目的は318の海外取材。ウソだと思ってるあなた、、、次回公開。

第九話 ほんとうにおしまい。

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