二度寝をして朝食を頂き、さてこれから三宅島の探検行動開始。それにはまずレンタカーを借りに行く。とはいえ、レンタカー屋のオッサンが宿に迎えに来てくれるが。
宿は島の南側、レンタカー屋は北側だから、クルマで20分ほどの距離を走り、そこに着く。
小さなコンビニ(風)を兼務している店内で手続きをする。代金を払おうとするとオバちゃんが「後払いですよ」と言う。通常、レンタカーは先払いなのだが、まあクルマ共々逃げるヤツもいないのだろう。フェリーもない島なのだから。「あさってはまん前のスタンドでガソリン入れて返してね」と言うと同時に、その無人のスタンドに客のクルマが入り、オバちゃん、すっ飛んで行った。
な〜るほど、、、この日産レンタカーは、ガソリンスタンドも兼務しているのだ。それにコンビニ風商店とタクシー屋と、一石四鳥ってとこか。まあ、便利でいいやな。
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まん前にスタンドがあるタクシー&コンビニ風商店レンタカー屋。 |
レンタカー屋のすぐ近所をうろついていると、太鼓をたたく音が聞こえてきた。今日はここ神着(かみつき)地区の祭り“牛頭(ごず)天王祭”の日である。聞くところによれば、この祭りのために島に戻る人々も多いと言う。客船がやや混んでいたのはその為もあるらしい。
祭りは島の青年団や子供達が中心となって、小規模ながらにぎやかに行われていた。まだまだ復興中の三宅島だけに、さぞ思い入れ深いものもあるのだろう。 |