[2008年3月18日]

空旅、、、とは言っても自宅から羽田空港まではカミさんとスクーターのニケツ。同じ大田区にある羽田だが、電車では1時間少々、スクーターだと25分もあれば着いてしまうから。
近頃は空港内にバイク用の駐輪場もある。2日間で3000円くらいの出費だが、タクシーよりもずっと安い。・・・こんな金銭的なことはどうでもよいので、先に進もう。
とにかく、四国香川と倉敷の空の旅である。飛行機の往復チケットは羽田〜高松。しかし宿泊は岡山県の倉敷。これにはいろいろと事情ってものがあるわけで、、、。


JRPさんへ。

 朝8時前、羽田空港で松下(ちっとも更新しない“夫婦坂 革ジャン改革”の担当者)とおち会う。なぜ松下がいっしょなのかといえば、今年から彼はグローブ製造元のJRプロダクツ(以下JRP)さんの広告担当で、ご挨拶に連れていったわけだ。
 羽田を無難に飛び立ち、1時間ほどで高松空港に到着。空港からはレンタカーで1時間弱走り、JRPさんへ。それにしても往復航空運賃+ビジネスホテル1泊付で、一人21,800円、レンタカーは2日間で9,800円、なんという安さなのか(正規の航空運賃は片道で29,800円!)。バイクで行ったら往復の高速代+ガソリン代で4万円を軽く越えるだろう(しかも10時間!)。だから飛行機。しかも格安チケット。でも嫌いなんですわ、空の旅が、、、。

 弊社とは比べものにならないくらい広いJRPさんで、松下は広告の打ち合わせ。そして松下にとって初めてのグローブ工場を見学させていただく。
 なお、ペアスロープの一部グローブはJRPさん製造の品番もある。グローブのライバルブランドであるような、そうでないような、、、ペアスロープとJRPさんは、ちょっと複雑な間柄なのである。
手みやげ持って、意気揚々とJRPさんに入ってゆく松下。



社内のいたるところに絵が飾ってある。それにしてもこの会議室、弊社店舗と同じくらいの広さだ・・・と言ったら松下は「ちがうよ〜、おたくの店よりぜんぜん広いよぉ!キレイだし」 失礼なヤツだ。




[休憩] うどん・・・その1回戦

 JRPの社長と担当部長に誘われて昼食に。もちろんウドンである。クルマで走ること15分、距離にして10kmにうどん屋の“山賊村”がある。“村”といっても一軒の店なのだが、それにしても昼飯食うのに10kmも走るなど、東京では考えられない距離だ。
 山賊村のウドンは、明日も食うであろう製麺所系讃岐うどん屋の、注文と同時に出てくる早さと比べると、ずいぶんとのんびりしている。ここは注文してからゆでるので、たっぷり15分は待たせるのである。しかも高い(釜あげうどん550円:この地域では驚異的)! しか〜し、並の量ではないのでご注意を。
 となりの席に初めて来たであろう3人のオッサン達が各人大盛(100円増)を注文したようだ。そして出てきたその器の大きさとウドンの量(4玉か5玉?)で誰もが、あ然とした顔をする。
 「ほらねっ、私達は普通盛りのを2人で1つたのみましょう。待ってるあいだにおでんを食べるし」とは担当部長の話。そう、普通のを頼んでも軽く2人前の量はあるのだ。
「あいてます」・・・極めて分かりやすい、うどん屋“山賊村”の入り口。昼食事は混んでるので、あらかじめ予約してもらった。

マツタケうどんも注文。もちろん国産松茸3980円!のを。やはり量が多いので、小皿に分けてみんなで食べるのだ。 松茸がたっぷりと入る。これほど贅沢なうどんは生まれて初めて食う。して、その香り、そして味、なかなかのもんですよ、ハイ。 東京者には、意味がよく分からないのだが、、、。

手前のお坊さんみたいなのが担当部長、その奥が剣道6段!JRP社長である。うどん以外にもおでんや釜飯も食って、もう超満腹状態。


なにが嬉しいのだ松下君! うどんか? いや、やっぱりそのブーツかぁ。(のどかな山賊村の玄関前にて)



小さな小さなペアスロープ手袋工房です。

 昼食後にJRPさんを出て、こんどもグローブ工房へ。そこはJRPさんとは比較にならないくらい小さな、弊社ペアスロープ専属の“屋島工房”である。
 本来、“屋島”といえば高松市内。その昔、源氏と平家が戦った地であり、那須与一(なすのよいち)が平家の小船に掲げた扇を弓で射抜いたというのが有名だ。しかしこの工房は東かがわ市にあるのに“屋島工房”と名のる理由は、総責任者(総勢たった3名だが)である尾原くん家が、屋島の原住民であることにほかならない。(自宅にもミシン場はあるが、縫製はまだまだ半人前)
 工房に入るとオバちゃんと尾原くんの二人が作業をしている。いつもならもう一人オバちゃんの旦那さんがいるのだが、身体を怪我して療養中である。
 松下にここのグローブ作りの技術を見せびらかしてやろうと思ったが、きょうはショルダーバッグ縫製の日でグローブを作っていない。そう、あのBY-1 ショルダーバッグは、グローブを器用に縫う、このオバちゃん製なのである。
BY-1ショルダーバッグ仕上げ中。


試作グローブを手にしたオバちゃん:「これじゃあ、縫いにくいやろ」 尾原:「そこをなんとかしてはらへんかなあ、技術でぇ・・・」 屋島工房首脳会議である。

これはスペシャルです(遊びとも言う)。グローブの抜き型で裁断した甲の革をバッグに縫いつけました。
■受注生産品:¥15,000 (納期2〜3週間)
※基本モデルBY-1の詳しい情報はこちらへ >>


 屋島手袋工房も、そう長居はしてられない。「ウチに泊まってくんやなかったんかな?」と言う尾原に、「おまえさんといっしょだと、いつも天気が悪くなるからヤダ!」と振り払い、瀬戸大橋を渡って岡山県の倉敷に向かう。東京を出る時の天気予報ではこの地方、雨の予報はなかったが、過去のツーリングでは何度も痛い目にあっているので念のためということで。。。


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