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みんな、明けましておめでとうございます!!
2007年、俺も皆さんも「サイコォ」(矢沢風)な1年にしたいですね! さてさて、今年のこのページ。相変らずイキナリの脱線話から(笑)


2006年に頑張った俺自身にご褒美として、休みを長めにとり大好きな北海道の雪山に行ってきました!もう10年近くハマッてる「バックカントリースキー」です。
これは、深~いふか~い新雪を滑りたいがために、山に登ることもいとわないディープな世界(アホだな)。
オートバイ以外に、俺はこんな趣味も持ってるんです。
「バイクと関係ねーじゃんかッ!」と言う夫婦坂オヤヂのツッコミにも耳を貸さず、ディープな雪山での俺の活動を日記風にまとめましたのでどうぞ!!
※本当に、ものすご~くお暇な貴兄のみどうぞ。長いですヨ(笑)


松下雪山ブログ年末編 [前編]
12/26 Day1
 年末の準備を慌ただしく済ませ、大雨の中フェリーに乗り込む。
 今日はエライ揺れそうだ。日本列島には「爆弾低気圧」ってヤツが幅を利かせ、季節外れの大雨を太平洋側に降らせているらしい。
やれやれだ。
 まぁ、なんとか問題なくフェリーに乗り込み、すぐに酔い止めを飲み込み眠りについた。
<マジ揺れすぎ!


12/27 Day2
 兎に角揺れたが、一回も粗相をせずに苫小牧についた。すぐに友達の[小林久泰]君にTELするもノロウイルスにやられて苦しそうなので取りあえず、一度も寄ったことの無い登別温泉に向かう。
 ココは、ご存知の方も多かろうと思うが、日本有数の湯治場として名高いところ。早速、地元民らしき方に声をかけお勧めの入浴スポットを聞いてみた。

 「はぁ~、銭湯さぎり湯がいーんでないの」って情報をゲット。源泉掛け流し、やっぱお湯がいい!なかなかグッドだった。


この日は視界が良く、ヒラフエリアか「蝦夷富士」と言われる羊蹄山が顔を出した。




西田氏は独特のオーラを持つプロ・テレマークスキーヤー。カヤックの世界でもプロフェッショナルとして活動している。<毎日遊んでるだけとも言う(笑)



12/28 Day3

 このトリップでベースとなる[ニセコ・ひらふスキー場]で今シーズン初滑り。晴れ。暖かく、雪的にはイマイチ。

 このスキー場は、一定ラインを設け、海外のスキー場の様にコース外滑走を自己責任において開放している素晴らしいスキー場だ。
 もちろん、この辺りのニセコ山麓近辺には滑走に適した山々が、俺達のために極上の雪を抱いている。
 ただ、そうなると雪山登山に近い行為となるために僕らもそれなりの知識と危険認知などが必要だ。装備も最低限、以下のものは身に付ける。
■ビーコン
<常に身に付ける発信機&探知器。雪崩事故等の救助に使う。救助者は埋没した仲間
を探知し助けるのだ。
■プローブ(ゾンデ)
<よーするに折り畳み式の長い棒。雪崩埋没者の位置を確認するためにこの棒を雪中に突き刺すわけ。
■スコップ
<雪を掘るときに使う。
その他にも万が一に備えた装備は持って、山に入ることが多い。

 さて、この日はプロ・テレマークスキーヤー西田智氏、スノー・フォトグラファー太田マンとヒラフに出る。スッキリ晴れて羊蹄山が奇麗。ゲレンデのフラットバーンをポジションを確かめながら滑る。

 夜はニセコ駅前の「綺羅の湯」へ。奇麗な施設で天然温泉。なかなか。その後、これからずーっとお世話になる西田智氏が7年かけて自ら手作りしたログハウス[ドッグパドル]で餃子作りを手伝い夕飯。酒呑んでトランプに興じ、就寝。






12/29 Day4
 天気が良すぎる、暖かい。
 どーもイマイチなので、滑りにいかずにビーコンのトレーニングをすることに。久々に色々勉強になった。

 夜は地元出身のレジェンド・スキーヤー[瀬戸直人]氏と倶知安の「波ちゃん家」へ呑みに出る。ココは、スノーモービルのチャンピオンがマスターの美味しい居酒屋。何でも美味しいし大満足!
 二軒目はスノーボーダーが集う「●●」の忘年会に参加。熱く、楽しい夜は更けていった。


「波ちゃん」のマスターは笑顔が素敵。ここの食べ物はレベルが高い、美味いのだ。彼のレース用モービルは800ccツインの2スト。きっとトンでもねー化け物に違いない。こんど乗せてください!










12/31 Day6
 いつもよりもちょっと早起き。いい雪がかなり降った、朝一のセンター4リフトはパウダー狙いのスキー、テレマーク、ボーダーで大賑わい。この日は、雪が軽く、素晴らしいパウダーランを満喫。
 合流したバックカントリー仲間の片岡君、武田氏とピークから東尾根を2本まわし、最後までパウダーを楽しみ、良い日だった。
 そしてこの日のお湯は、俺のお気に入り[雪秩父温泉]に。
 ちょっと早めに上り、大晦日のパーティーへ。
メンツは前出のドッグパドルに宿泊している面々。会場はニセコアンヌプリ近くの「karabina」という居酒屋。マスターが送迎をしてくれてとても親切。食い物がウマイ。酒は量が多い!
 ドッグパドルに戻り年越し蕎麦をいただく。素敵な大晦日になった。



右手にビーコン、左手にプローブ。ビーコンを雪中に埋め、それを探しだすトレーニングをした。これもまた、楽しい遊びとなる。


12/30 Day5
 なんと! 朝、俺のハイエースの四駆機能が壊れるというアクシデント発生! でも、一応スキー場には出る。
 スノー・フォトグラファーの[太田タカノリ]氏(太田マン)と3時間くらい滑る。シークレットポイントはなかなかのパウダー。その後、車屋さんへ。四駆はどーも治る見込みなし。かなりブルー。

 連れのイワシさんが比羅夫にやってきた、合流したが四駆の件が頭から離れなない。嬉しいはずなのに。
 しょうがないのでタイヤチェーンを買うことにするがサイズが無く買えない。困った・・・年末だし。
 ご存知の方も多いと思うが、ハイエース・ロングは後部がとても軽い。雪道では四駆が必須だがそれが壊れてしまったようだ。。。。諦めて60キロ先の小樽にチェーンを買いに行くことにした。面倒くせー!
 が、行く途中で、なんと偶然四駆に入った! もー解除しないぞ。本気で嬉しくって、西田氏と抱きあって喜んだ。それくらい、ハイエースの二駆はヤバい。

 夜は雪山に登る時に使用するスキーシールのグルー(のり)交換に初挑戦。上手くいかない! 結局完成をみずにこの日は挫折。
 温泉は秘湯といわれる[鯉川温泉]へ。露天風呂には小さな滝が流れ、情緒満点の良い温泉。この晩は、いい雪が深々と降っている、明日は良さそうだ。


雪が降った日の朝イチのリフト前には大勢のパウダーライダー達が集結する。この後ろにもズラーり、長い列が。


飲みすぎてグダグダの太田マンと俺。2006年よ、さようなら。2007年よ、ヨロシクな!



[奥付]
 ここまで読んでいただいてありがとう。
 俺がこの旅で友人や、山の先輩達と滑るのは、正直、様々な面で “自信が無い” からに他ならない。<面白いってのもあるが。
 つまり、“怖い” のだ。プロ・ライダーの方々から見れば俺の滑りを含めた行為など、シロートの遊び同然。管理されていない“雪山”に入る事は、少なからず「命の危険がある」ことなんだ。頼れる山の先輩や仲間にある意味“頼りながら”俺はバックカントリー・スキーを楽しんでいるわけだ。
 ただ、この旅で一つ気付いた。
 「プロとして活動しているディープな人達も、毎日雪山と遊んでるんだ!」 <羨しい!

 これ、オートバイと似てませんか?
 バイクも、免許とお金さえあれば、実に気軽に道路を走ることができる。もちろん、サーキットだってそう。
 「風になれる」なんて、キザな表現なんかじゃないけど俺達もオートバイを常に“楽しんでる”。愛してると言っても良いくらいだ(笑)

 一方で、全てとは言わないが、そこに “見え隠れする危険” が、ある種の(俺の様な)人間の脳ミソからアドレナリンを引張り出して「サイコォに楽しーーッ!」と思わせていることは明確だろう。一般道でもサーキットでも俺達は “自己責任” を強烈に意識しつつ“謙虚になって”それを楽しみたいものだ。

 どんな世界にも “上には上が居る” それを認識し、少しづつだろうと、何だろうと 「自分に挑戦する行為」 を楽しみ、遊ぶことが、バイクを含めた広い意味でのエクストリーム・スポーツなのかもしれない。

 さてさて、後編に続きます。



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