奥利根は、上州 群馬県の北部に位置し、利根川の最上流である。
 その利根川は全長322kmあり、信濃川に次いで日本で二番目の長さとけっこう長い。そして八木沢ダムをはじめとして、いくつかのダムを有し、首都圏の大事な水がめでもある。
 とまあ、地理の勉強はさておき、今回の我々は利根川自体に興味をもっているわけでなく、目的はその周辺の紅葉なのである。

 日光からロマンチック街道とやらを走り、金精峠のトンネルを抜けると群馬県。いよいよ上州の紅葉と初対面できるわけだ。
 国道120号から国道401号、そして県道63号の狭いワインディングを進むと、それはまあ、色鮮やかな景色が目に飛び込む。
 しばらくは、へたくそな文章より写真をご覧くださいな。シロート写真で申し訳ないけれど。。。

2006年10月25日





赤にオレンジ、黄色に緑、それを太陽が鮮やかに照らす。



青空に紅葉、
そしてDML-82アイボリーベージュの革ジャンはベストマッチ。




狭い県道63号を奥利根に向かって北上。とても飛ばす気にはならない。わき見運転で忙しいので。。。




ゼファーのタンクより、あきらかに鮮やかだ。











ちょっと走っては止まる。その繰り返し。





自然の美しさには自然の笑顔。








 どうですかぁ、県道63号水上片品線、極上の紅葉。この先の峠を越えると、また数キロにわたって照葉峡の紅葉のなかを走るが、あいにく夕刻で薄暗くなり写真は撮れない。その分、目から脳裏にしっかりと収めたけれどね。




 いやぁ〜、ほんとに綺麗な紅葉であった。それほどメジャーな紅葉観光地じゃないので、車が少ないのも良い。(土日祭日は知らないけど)
 さて今夜の宿は、この県道沿いにある湯の小屋温泉“龍洞”(りゅうどう)だ。
 弱アルカリ単純泉の源泉掛け流し、、、温泉ツウではないので、どうのこうのと分からないが、それほどインパクトのある泉質ではない。趣向を凝らした貸切風呂が20数個あり、それがこの宿の売りのようである。
 ここは前日に予約したのだが、平日なのに最後の1室でセーフ。夕食時に料理を運ぶ、なぜかオーストラリア人のリチャードさんに事情を聞くと、平日でも紅葉シーズンは満室になるとのこと。土曜日の場合はひと月前の予約など奇跡に等しいそうな。


どびん蒸しだのなんだかんだと料理は豊富。なお、この宿、平日15,000円台からと、価格と設備のバランスを考慮して、筆者の点数は73点といったところ。まずまずの合格点といえよう。



 そういやあ、明日の宿の予約をしていなかった。今夜の温泉はアルカリ泉だから、次は酸性イオウ泉にしてみようか、と草津の湯に決める。夕食後にあらかじめリストアップしておいた中から始めの宿に電話、予約を完了。
 ・・・しかし、“アルカリ泉”の次に反対の“酸性泉”に入ったら、中和してせっかくの温泉効果が消えてしまうのではないかと心配ではある。私はリトマス試験紙ではない! いったいどうなんでしょかねえ、化学的には、、、。


“龍洞”の貸切風呂の前には清流。そしてそのせせらぎと同時に紅葉のオマケもつく。(翌朝の写真:夜に風呂入ったので気づかなかった)


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