P-3

 高遠城址のコヒガンザクラを見る前に、ちょっと寄り道をして勝間のしだれ桜に向かう。国道152号からわずか400メートルほどの所にあるが、よほど観光客が多いためか、そこまでの路地は一般車通行止め。仕方がないので歩いて見に行く。
 なお、これからご案内するそれぞれの美しい桜の姿を、私のシロウト写真で、しかもパソコンの画面上で、忠実に表現することは困難極まりない。現物の桜の方が数十倍美しいことを頭に入れてご覧になってほしい。







勝間のシダレザクラ:4月12日現在では、7分咲きといったところか。満開ならさぞかし可憐なことだろうが、それでも十分に美しい。樹齢は140年と少々。



勝間のシザレザクラから南に目を向けると、後方に南アルプスを従えて、丘の上にポツンと咲いている。名のある桜ではないのだろうが、なんとも心を引かれる。






















 明治8年から植えられ、樹齢100年以上の老木を含めた1500本以上の高遠ヒガンザクラ。うす桃色の花を豪快に咲かせたその光景を、さてどう言葉に表したらよいのだろうか。写真でもうまく表現できないのだから、言葉に代えることなどできない。ただ言える事は、きょう4月12日の満開に合わせ、仕事をサボって来た甲斐があったということ。

後方の桜の森が高遠城址公園
高遠城址公園:平日であっても満開時であれば人出はかなり多い。国道152号から公園のパーキングに入るわずか1キロ以下の道も、車なら1時間以上を要する(バイクはすり抜け走行で5分)。土・日は論外、やはり仕事をサボってでも、平日の花見がぜったい条件。
なお、満開の日にちは、2002年は4月7日、2003年は4月19日、そして2004年は4月12日と、年によってばらばらなので、直前の情報を得てから見学を。(情報サイト一覧は最後のページに掲載)


<< 戻る 次へ >>