わたしたちの工房で作られるグローブは、もちろん1双づつ職人が手作りで作っています。それらは紛れもなく「Made in Japan」もしくは「四国 日本製」のネームが付けられています。

 それらグローブの基本となる革は、主に北米から送られてくるものですが、昨年、純血の和牛種「但馬牛」と出会い、原皮の生産からグローブができあがるまで国産を貫き通す、「屋島」ブランドが生まれたのでした。

屋島グローブのロゴ刻印の様子。真鍮で作られた焼き印を熱し、革に押しつけていきます。

 そして今年は、但馬牛の皮革を導入して2年目を迎えます。
 確かに、今でも安定した品質の皮革を揃えるなら、北米産の皮革に利があります。それは大量の原皮を、ランク付けし選別しているからで、国産和牛では、とても真似できないことなのです。

 しかし、「但馬牛」には、そのデメリットを補っても余りある魅力があります。それは職人が気づいたことなのですが、「この革となった牛は、大切に育てられた」ということ。牧場で育つ何百・何千ものうちの一頭ではなく、酪農家によって、我が子のように、ブラッシングされ慈しみ育てられた牛であること。そんな扱いの違いが、革になっても読みとれます。

 そんな但馬牛を使ったモデル第二段、「屋島」ショートが発売されます。

アンティークブラウンに染め上げられた、純国産グローブ「屋島」ショート。詳細はこちらより




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